遺品整理も

(記者)
「こちらはけっこう昔ながらの家具が並んでいますが」
(ファニクル 葛原秀雄代表)
「ここの古い家具はいろんなご自宅から回収しているが、延岡のおじいちゃんの家の遺品整理を東京のお孫さんからご依頼いただいて、買い取りにお伺いしたというのものもある」

(記者)「実家の整理や遺品整理は多い?」
(ファニクル 葛原秀雄代表)
「はい、すごく多いです。コロナが始まってから、特に増えてきているんじゃないかなと思ってます」


引っ越しのタイミングはもちろんだが、最近は、空き家を整理する際に不要になったものを売る人が増えているという。


また、リサイクルショップならではのこんな事情も…

(ファニクル 葛原秀雄代表)
「大きな家具とかを買い取りたいっていうリサイクルショップは、実はあまりないので、どこにも引き取られなかったということで捨てざるを得ないのではないか」

サックス400円 座卓800円…リサイクル販売への取り組み

さまざまな事情で処理場まで行きついた粗大ごみ。
少しでも廃棄されるものを減らそうという取り組みも進められている。

(垣内沙耶記者)
「こちらの楽器は400円、そして、このテーブルは800円など格安で販売されています。これらはすべて、エコクリーンプラザみやざき内に粗大ごみとして持ち込まれたものなんです」


エコクリーンプラザみやざき内にある障害者の就労支援施設「リサイクル工房」。
ここでは、粗大ごみとして持ち込まれた家具などの中から、まだ使えそうなものを磨いたり修理したりして抽選で販売している。


(リサイクル工房 矢島由美施設長)
「まだ使える大事なものっていうのをみんな1人1人、多くの方に提供できればということで、日々一生懸命取り組んでます。本当に必要っていう方に買っていただいて、それを長く大切に使っていただけると嬉しいなと思います。」