特設ステージで見せた圧巻のパフォーマンス!悪役を倒す姿に新入生も大興奮
結局、公開試合は実現できませんでしたが、粘り強い交渉の結果、代わりに特設ステージでパフォーマンスが披露できることになりました。といっても、リングはないのでマットを敷いて即席リングを設営。他校の仲間たちも駆けつけてくれました。
石井さんにとっては学内での初めてのパフォーマンスです。
(石井海翔さん)
「あと数分後には出番がくる。もうやれるだけのことをやるだけですね。全力で頑張ります」
そして…。
(マイクパフォーマンスをする石井海翔さん)
「みなさんこんにちはー!なんと今、純同志社大学生は私だけしかいません。俺がかっこいいヒーローだったらだれか入ってくれるのかな…。俺がヒーローだったらなあー!(リングに悪役プロレスラーが登場して)なんだなんだ!おい!お前どこから入ってきた!ここは神聖なる同志社大学だぞ!ここで彼女を救ったら、皆さん僕たちのサークルに入ってくれますかー!?」
自虐ネタで笑いをとりつつ、プロレスの格闘技としての魅力も伝えようと技を光らせます。石井さん、ステージで力を尽くしました。見ていた学生たちの反応もまずまずです。
(新入生)
「いやアツいっすね!めちゃくちゃおもしろかったです」
「全力でかっこよかったです」
「次のステージを見るために来たんですけど、早く着きすぎて、見たらすごいのやっていた…」
(石井海翔さん)
「ステージを見た感じすごくいっぱい人が来てくれて、『こんなに人が来てくれるんだ』と思ってすごくうれしかったですね。少しでも僕たちに感化された人たちがサークルに入ってくれればと思います」
学生プロレスの伝統の灯を絶やさない。起死回生へのゴングは鳴らされたばかりです。
(2023年4月27日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」内『特集』より)