ここは新しい未来を感じさせる展示が行われていますが、今まで置かれていなかったコンセプトカーが3台置かれています。
毛籠勝弘 マツダ取締役専務執行役員
「マツダミュージアムは、本物の車やエンジンといった展示を通じて、ファンの皆様、広島に観光に来られたお客様にマツダや、広島のもの作りを知っていただくとともに、小学生を対象としました自動車産業学習の支援を行う施設として1994年にオープンをいたしました。展示コーナーと、工場見学コースが同じ施設内にあるミュージアムは、マツダミュージアムだけで、マツダの歴史やクルマ作りに込めた思いを、展示物を通して感じていただきます。また、実際の生産現場を間近でご覧いただけます。
ご覧いただいたお客様から大変ご好評をいただいています。オープン以降、来館者数は年間でおよそ7万人。累計では176万人もの幅広い年齢層の方々に国内外からお越しをいただいております」
「これまで多くの方から愛されてきましたミュージアムですが、リニューアルオープンをするにあたり、その意義、あるいは役割を再定義し、二つのコンセプトを掲げ、新たなスタートを切りたいと考えております。
一つ目は、お客様や地域の皆様との大切な出会い。双方向の交流の場として、その絆を育んでいく。二つ目はマツダのDNAやブランドを発信する基地となる。そのために過去100年の歴史そして次の100年に向けた思いや活動を、ストーリー性を持って開発からマツダのもの作りまでの一連の流れを感じていただける施設といたしました」
「さらに、オンラインマツダミュージアムも新たに備えて、より多くの方にご覧いただけるようになりました。今後も地域の皆様をはじめ、世界中から広島にお越しになる全ての皆様に生まれ変わったミュージアムを楽しんでいただき、マツダの車作り、その可能性について感じていただけると幸いです」