人口減少にどう取り組む?

MC:市民の皆さんに新しい市長に期待することを聞いてきました。

70代男性:「若い人たちの働くところが少ないと思います。ウチの子どもも2人いますが、全部福岡とか…」

20代男性:「若者からすると魅力(が低い)、給料面でもそうですけど、もう少し働きやすい環境を」

20代女性:「子育てにやさしいまちにしてほしい」

80代男性:「もっと刺激がある政治をしてほしい。(市長が)自分からもっとアイデアを出すとか、市民にアイデアを求めるとか」

10代女性:「県外から遊びに来る人が増えるように、出かける場所が増えてほしい」

40代女性:「女性の活躍の場がもっと広がる長崎になったらいいと思うので、そこを期待していきたいです」

MC:様々な声がありましたが、どういうふうに応えていきたいとお考えですか?

鈴木新市長:長崎市内のいろんな方とお会いする中で、お聞きする声と重なる部分が多いと思いました。特に人口減少問題への不安・懸念が非常に大きいと感じまして、まさにそれと重なるコメントが多いと思いました。

MC:長崎は転出超過が全国の都道府県の中で3年連続ワースト2位。待ったなしの最大の課題と言えますが、これをどうやって食い止めていきますか?

鈴木新市長:まずは経済再生ですね。今、転出超過が全国で最悪クラスという話がありましたが、これはやはり、長崎に魅力的な雇用の受け皿がないということが原因だと思っています。まずは、力強く経済を再生するということ、それと同時に子育て世代も暮らしやすい街にする、そのための少子化対策をしっかりやっていく、この2つを車の両輪で回していくということが大切だと思っています。