平和・核廃絶への取り組み
MC:核兵器使用のリスクが高まっている今、長崎の役割がますます高まっていると思います。おととし核兵器を全面的に禁止する”核兵器禁止条約”が発効しましたが、日本政府はこれに署名・批准していませんし、去年の第一回締約国会議にはオブザーバー参加をしませんでした。
鈴木さん自身は、この核兵器禁止条約に対して、どのような態度を取っていきたいと考えますか?

鈴木新市長:私自身、両親が被爆者です。いわゆる被爆2世です。幼き頃から核兵器の恐ろしさ、残酷さについて学び、教えられてきました。その被爆2世として、核なき世界の実現に向けて、世界に強力に発信していかなければならないと強い思いを持っております。
核兵器禁止条約については、国に対して早期の署名・批准を強く求めていきたい。そして締約国会議にもオブザーバー参加することを強く求めていきたいと思っています。
MC:最後に市民の皆さんにメッセージをお願いします。

鈴木新市長:私は外から長崎を見ていた経験から、非常に魅力ある街だと思っています。ただ、その魅力がまだ十分に磨ききれていないという思いもあります。その魅力を磨き上げて強力に発信する、それによって、市民の皆さん一人一人が誇りに思えるような、長崎に生まれて良かった、住んで良かったと思うような街にしていきたい。それを市民一人ひとりと共に、強力に新しい長崎を実現していくということで取り組んでいきたいと思っています。
MC:ありがとうございました。