下級生の意見を聞き、ガンガン動いた生徒会長

高島はすごく人の話を聞く人です。ボランティアに行くっていうと、別に人を助けるとかそういうことではなくて、まずはその人の話を聞くという、人の話を聞いて、「これを改善するために自分には何ができるんやろ」っていうようなことをね、ちゃんと還元できる人ではないかなと思います。

生徒会長やってるときも、下級生の意見をいっぱい聞きながら、ガンガン動いてた生徒会長だったので、そういう意味では良いリーダーになれるんじゃないでしょうかね。あんまり偉そうじゃないですからね。

――26歳で選挙に出て、史上最年少で当選しました、なぜ当選できたと思いますか。

人柄・ビジョン・準備じゃないですか。僕ね正直、ハーバードを卒業して、「この人は一体何してんだろう」ってずっと思ってました。今の若い人たちは大学出たらどっか大きいところで働いて、というケースが多いですよね。

高島はハーバードなので、日本に別に戻ってこなくても、海外の企業で何千万っていう給料もらえる可能性があるわけなのに、なんかフラフラしてるなと思って「この人大丈夫なのかな」と思ってたんです。

でもやっぱり、自分の住んでいる芦屋市でボランティアをしながら、「もっとこうすればいいのにな」っていうふうに思っていたのでしょうね。準備を着々としていたのだと思います。

――史上最年少の市長にどんなことを期待していますか。