山下さんにとっての「福知山線事故から18年」
―――多くの人に救われてきました。これからは自分が人の支えになれるように。きょうは山下さんの節目の日です。
「当時、事故があったときは18歳。そこから18年、事故の前と事故後で、同じ18年が経った。人生を2回やったような気持ち。当たり前のものが無くなった。当たり前のものがこれから無くならないように、今を生きると思って、一日の大切さを持ち続けたいと思っています」(山下亮輔さん)
◎JR福知山線脱線事故 2005年4月25日午前9時18分頃、JR塚口駅と尼崎駅の間で、宝塚発同志社前行きの上り快速電車が制限速度70km/hを大幅に超える116km/hでカーブに進入し、先頭車両から5両目車両までが脱線した。運転士1人と乗客106人が死亡し、562人が負傷。














