阿部さんは英語教師だった「ダルビッシュや宮里藍も教えた」
訳:「ここに住んでるけど海もあって自然豊か。でもそれ以上に温かい人たちに囲まれて幸せです」英語で話す阿部さん。
阿部さんは、漁師になる前、英語の教師をしていたのです。東北高校でも教えていたことがあるといいます。

阿部優一郎さん:
「ダルビッシュ選手やゴルフの宮里藍選手、スケートの荒川静香選手だったりを前に教壇に立たせてもらっていた」
実家は20代続く漁師の家系。それでも、英語への熱い思いが捨てきれず、地元の高校を卒業後、単身でアメリカの大学に留学、帰国後、英語の教師になりました。

阿部優一郎さん:
「自分の経験をいかせる仕事でもあるなと感じていたので、自分が苦労した部分を生徒に伝えてやりがいを感じていた。弟と二人兄弟だったので、私が教師の道に進んだので、なかば(漁師の仕事を)弟に押し付ける形でやっていた」
そんな阿部さんの人生を変える出来事が起きました。