女子プロ野球リーグ誕生も...元「美しすぎる野球選手」加藤優さんの苦悩

かつて「美しすぎるプロ野球選手」としてメディアに取りあげられていた加藤優さん。引退した今は「女子野球を広めたい」と女の子に限定した野球塾を開いています。

(元女子プロ野球選手 加藤優さん)
「私の時は、『女の子が野球をやっているのが珍しい時代』だったので、少し髪が長いと『女』ってばれて指をさされたりとかいうのはよくあったので、めちゃくちゃ髪の毛を短くして、男の子になりきって過ごしていたので...私的には気まずい思いもしましたし」
無期限活動休止した「女子プロ野球」が残してくれたもの

加藤さんも感じていた「女子選手が野球を続けていく難しさ」しかし、加藤さんが中学生のときに「野球を続けられる新たなステージ」が誕生しました。女子プロ野球リーグです。加藤さんは、「プロ」として野球を続けることが出来るようになったのです。
(元女子プロ野球選手 加藤優さん)
「野球でお金をもらっていると、野球に打ち込める時間が多いので、やっぱりプロにいたときは、一番良い環境で野球ができていたなと」

しかし、その恵まれた環境は長くは続きませんでした。女子プロ野球リーグは赤字が続き、発足から11年たった一昨年、無期限の活動休止が発表されたのです。活躍の場を失ってしまった選手たち。ただ一方で、リーグが残してくれたものも大きかったといいます。
(元女子プロ野球選手 加藤優さん)
「私がいた女子プロ野球は潰れてしまったんですけど、10年間で『女子野球人口が増えた』というデータがあるので、大きいものだったのかなとは思います」

















