サブスクで得する人 損する人

産婦人科医 宋美玄さん:
私も小さいクリニックを経営してるんですけれども、経営側にとって、サブスクでお客さんがいると、ある程度、売り上げが予測しやすいので、すごくありがたい制度だと思う反面、サブスクって、使っていなくてもお金がかかるから、習い事のサブスクは、我が家の子どもでやったら大損すると思う(笑)

井上貴博キャスター:
物を持つリスク、所有するリスクを感じるようになってきていて、学生時代は、社会人なったら、稼いで高級車を買いたいなって思っていましたけど、今は1ミリも思わなくなってる自分がいるんですね。

産婦人科医 宋美玄さん:
所有欲っていうのが減ってきている感じがしますよね。電動アシスト自転車も買ったら、10何万円する。持っているのはうれしいけれど、うまく使いこなせなかったら…だから、最初にお金がかかるリスクがないのは気軽でいいですよね。

加藤シルビアキャスター:
ランドセルのサブスクも出てきていているが、サイズアウトがとにかく早い。制服とか、子どもの自転車とかは、本当に早い。できたら近所の方から、もらいたい。それが母としての本音なので、ゆずりあったり、融通し合ったりしたほうが、リサイクル、資源的にもいい。サブスクもひとつの選択肢なのかな。

産婦人科医 宋美玄さん:
ランドセルなんか、今どき6年生まで持たない子も多いし、サブスクのほうがお得かもしれない。ただ小学1年生の、“私のランドセルよ”みたいな所有欲はちょっと満たしてあげたい気もしますけどね。

日比麻音子キャスター:
買ってもらったっていう記憶になるわけですもんね。

井上貴博キャスター:
ただ、サブスクに入っていることに気付かず、月額料金をどんどん取られているというのを見直すのも大切です。