記者「予約をしてあると思うんですけれど」
店員「ワタナベさまですか?お待ちしておりました」
なんと、業者の指示通り、本当に予約が―。
そこで私たちは「業者へ渡すことを伏せるように」という指示に反し、「他人へ譲る目的」で契約できるのか、尋ねてみると…
記者「僕の名義で他人(業者)の契約は一切できない?」
店員「奥様が使うとかお子様が使うとかは可能です。ただ、まったくの他人と聞いてしまった以上、キャンセルさせていただきます」
店は、「業者との面識や関係は一切ない」といいます。
自分名義の携帯電話を他人へ譲渡するのは、携帯電話不正利用防止法に反する違法行為。

では、そこまでさせ、入手させたスマートフォンは、どこへ行って、どう使われてしまうのでしょうか?
私たちは当然契約などは一切行わず、「端末を手配できた」と業者に伝えて、出方を伺ってみました。

闇バイト業者「レンタルオフィスに送ってください」
送り先のレンタルオフィスに業者がいるのか、向かってみると…。

記者「この辺りなんですが…これだね」
ところが、レンタルオフィスと言われたはずの住所は、ホテルの一室。
施設の関係者によれば、業者の男の名前で宿泊の記録は一切ないといいます。
スマホを送らせて一体どうするつもりなのか。
指示役の男に直接話を聞くことに…。
記者「もしもし」
