3日後の31日に告示となる石川県議会議員選挙ですが、奥能登でにわかに動きが出てきました。珠洲市、能登町、穴水町が対象の珠洲市鳳珠郡選挙区は、定数が2ですが、現職2人の議員のうち1人が引退します。新たに名乗りをあげたのは、自民党公認の新人と、自民党籍を持つ無所属の新人の2人です。もう一人の現職を加えた保守三つ巴の公算が強まっています。

自民・新人 堂前利昭氏

自民・新人 堂前利昭氏
「奥能登の皆さんの声を聞き、一生懸命、政策、支援、実現にまい進したいと思う」

今月6日、能登町役場で開かれた出馬会見で県政進出への意欲を語ったのは、能登町の町議会議員を2期務める堂前利昭氏です。

今期で引退する県議 山口彦衛氏
「これから能登のために頑張る議員を集めて力を結集するために、何としても堂前さんをひとつお力をいただきたいというのは私の思い」
自民・新人 堂前利昭氏
「山口県議の意志を継いで穴水町、そして奥能登のために頑張りたいという思いで一心にいるので皆さんのご支援の程、よろしくお願いします」

堂前氏は能登町の中でも旧柳田村を地盤としていて、かつて柳田村長を務め今期限りで県議を引退する山口彦衛氏と旧知の間柄から、自民党の公認と山口県議の支援を得て選挙戦に臨みます。