■2023 WORLD BASEBALL CLASSIC™ プールC コロンビア代表 2-3 アメリカ代表(16日、アリゾナ州チェイス・フィールド)
WBC1次ラウンドのプールCは最終戦を迎え、2連覇を目指すアメリカ代表がコロンビア代表と対戦し3ー2の逆転勝利を飾った。アメリカは1次ラウンド3勝1敗でメキシコと並んだが、直接対決で敗れているためプールC2位で準々決勝進出を決めた。
キャプテンM.トラウト(31・エンゼルス)が先制タイムリーと逆転タイムリーの3打点を挙げコロンビアに快勝。準々決勝(マイアミ)は19日にプールD1位通過のベネズエラと対戦する。
アメリカ先発のM.ケリー(34)は1回を3者で抑え上々の立ち上がりを見せ、2回は2つの四球と内野安打などで1死満塁のピンチを招くが、後続を凡退で切り抜ける。
打線は3回、2死から1番・M.ベッツ(30)がヒットで出塁すると、相手ピッチャーの暴投で二塁へ。ここで2番キャプテン・M.トラウトがセンターへタイムリーを放ち、貴重な先制点を挙げた。
だが直後の3回裏、先頭打者に二塁打を浴びると1死三塁からの犠飛ですぐさま同点に追いつかれる。さらに4番J.アルファロ(29)に内野安打を許すと、続くR.ロドリゲス(36)のタイムリー2ベースで1-2と勝ち越されてしまった。
追いつきたい打線は4回は3者連続の空振り三振。5回は先頭のW.スミス(27)が四球で出塁、T.ターナー(29)は空振り三振となるが、続くM.ベッツのヒットで1死二・三塁とチャンスを作ると、M.トラウトがレフトへ逆転のタイムリーを放ち3-2と逆転に成功した。トラウトは1回に三塁打を放っており、ここまで3打数3安打3打点の活躍。
リリーフ陣は2人目K.グレイブマン(34)がヒット1本を許すが、1点リードの5回以降、ロッキーズのD.バード(37)、パイレーツのD.ベッドナー(28)、J.アダム(31)、D.ウィリアムズ(28)らがノーヒットピッチングでコロンビア打線に隙を与えず。9回はアストロズの守護神・R.プレスリー(34)が内野安打を許すが、最後は代打のJ.ディアス(22)を空振り三振に仕留め、1点差を守り切り準々決勝進出を決めた。
【WBC準々決勝予定】
キューバ(A1位)4ー3 オーストラリア(B2位)※15日
日本(B1位)vsイタリア(A2位)※16日
メキシコ(C1位)vsプエルトリコ(D2位)※18日
ベネズエラ(D1位)vsアメリカ(C2位)※19日