高野 颯波 投手:
「変化球でカウント取って真っすぐで勝負するとか感じができたんで、これからに生かしていきたいです」


6回からマウンドに上がった吉田も この冬磨いてきた真っ直ぐとチェンジアップが冴えわたり、4回を1失点8奪三振の好投。
試合は9-2で海星が勝ち、ダブルエースが仕上がりの良さを見せました。
吉田 翔 投手:
「この冬でやっぱチェンジアップを磨いてきたんで、そこは自信になったかなと思います。
真っすぐのスピードはあまり変わってないと思うんですけど、質っていうのはやっぱ秋とは結構変わってきて、空振りだったり、見逃しが取れるっていうのは結構大きいと思います」
誰もが認める“抜群の野球センス” キャプテン田川

2人をリードするのはキャプテンで4番の田川です。

田川 一心 主将:
「ピッチャー陣2人に関しては本当に冬の間に、人が変わるぐらいの成長ぶりを本当に見せてるので、2人を受けていて打たれる気もあんまりしないっていうか…。
本当にいいボールがたくさんあるので、そこを自分が引き出してあげて、やっぱ2人が “打たれないようなリード” を自分ができるように頑張ってっていきたいと思います」

攻守の要であり、チームの顔──
1年秋から主軸として活躍するなど、“抜群の野球センス”は誰もが認めています。

加藤 慶二監督:
「存在感のある選手ですし、野球のセンスももちろんありますので、今年のチームに限っては、『田川で勝って田川で負ける』っていうチームなのかなと思います」
とにかく野球が大好きでポジティブな性格だという田川にとって “忘れられない試合” があります。
忘れられない 悔いしかない “悪送球”
それは、去年夏の甲子園。3回戦の滋賀・近江戦です。
1点リードで迎えた3回、当時、サードを守っていた田川が痛恨の悪送球。
このエラーで流れが相手に傾き、結果、この試合で甲子園を去ることになりました。

田川 一心 主将:
「野球をずっと小さい頃からしてきた中で、負けた試合の中で間違いなく一番悔しい試合でしたし、本当にあのワンプレーに関しては悔いしかないプレーです」