関西を中心に展開していた宅配ピザチェーン店「シカゴピザ」が3月14日から事業を停止し、自己破産申請の準備に入っていることが分かりました。

大阪府茨木市に本社を置く宅配ピザチェーン「シカゴピザ」は、1986年に「シカゴピザファクトリー」として創業。

関西を中心に約70店舗を展開し、他にも「どんぶり名人」などの和食の宅配事業も手掛けていました。

新型コロナウイルスの感染拡大による巣ごもり需要を受けて2021年3月期では収益が黒字化していました。

しかし、その後宅配業者間の人材獲得競争が激化。宅配スタッフの人件費が高騰し資金繰りが急速に悪化。

民間の調査会社によりますと、自己破産申請の準備に入り3月14日、事業を停止したということです

負債総額は約15億円、店舗については譲渡先を探すということです。