茶屋の歴史は江戸時代から
参道の中でも、とりわけ急な「二の坂」をのぼる参拝客を癒してきた、二の坂茶屋。

詳しい起源はわかっていませんが、江戸時代の後期には店はあったそうです。

23歳で嫁いでから63年間、店に出続けている静恵さんは「ババ」や「お母さん」と呼ばれ常連客に親しまれています。

髙城静恵さん(86)「全く変わりなくていいです」
秋田県からの常連客「お母さんもお元気で」
「心まで休まる場所だし、お母さんの元気な姿が見られてよかった」

髙城静恵さん(86)「年に何回か来てくれるんです、秋田県から」
こうして、静恵さんに会いに、各地から多くの人が訪れます。
皆さん力餅のほかにも、静恵さん自身から元気や力をもらっているようです。
髙城静恵さん(86)「大変だけれども『また来たよ』って言ってもらうだけで本当に嬉しいです。それはやっぱりお金では買えない」

名物店主と力餅。
歩いてしか行けない二の坂茶屋は11月上旬まで営業します。
