これまでほとんど使い道がなく廃棄されていた“あるもの”がオシャレで高級感のあるレザー製品に。資源を有効活用する技術に迫りました。

■魚の皮で作られたレザー製品


東京・銀座の百貨店。店内には南部鉄器の急須や色鮮やかな切り子など日本の職人たちが作り上げた“イイモノ”が揃っています。
中でもお客の目を引いていたのが色とりどりのレザーの名刺入れです。


実はこれら牛や豚といった一般的なレザーとは違うのですが、一体何の革か分かりますか?

客:
爬虫類系…爬虫類みたいな。ワニ皮?見た目がいいですね。

いえいえ!正解は…今年豊漁のブリや、今が旬のマダイ!なんとその“魚の皮”から作られているんです。


客:
えええ~。魚なんだ。これ魚なんですか?(匂いかぐ)普通の皮の匂いですね完全に

青色の鱗が細かいこの財布はブリ! 
▼ハーフウォレット(ブリ) 65,000円




大きめの鱗が特徴の黒の名刺入れはマダイ。
▼カードケース(マダイ)33,000円


他にもスマホケースやキーホルダーも魚の皮から作られているんです。その名も「フィッシュレザー」


藤巻百貨店・前田つぼみさん:
縁起物の真鯛と出世魚のブリとスズキの皮を使っているので昇進祝いだったり就職祝いのギフトにも人気の商品です。

ちょっとお値段はするのですが、魚の模様は個体によってまちまち。同じものはない“世界に一つだけ”の商品です。

そこに新たな価値を見いだす人が今、増えています。

スズキの財布を購入:
鱗のざらざら感は残したままで使っていくと手になじむ感じが今ではお気に入りです。唯一無二だなって。

ブリの財布を購入:
ものすごく軽いですこれ。再利用して新たな価値を生むことって面白い。