指定されたものだけで総額14万円

続いて、中学校に入学する遥さんのために準備したものがこちら。
制服一式が4万8980円、ジャージと体操服が1万8000円、スリッパが1600円など、指定されたものだけで総額は14万円に上った。


(母親・由菜さん)
「指定の中で一番金額でびっくりしたのは、この指定バッグですね。9000いくら(円以上)するので」


(父親・竜さん)
「(指定品でなければ)それより安いのでもっといい・・・、いいって言ったら語弊がありますけど、使いやすいのもいろんな種類があるんじゃないかなって思ったりしますね」


そして、両親がさらにお金がかかるのではと思っているのが・・・

(取材班)「部活とか考えていますか?」
(遥さん)「はい、弓道部に入りたいなって思ってます」
(母親・由菜さん)
「道具代…(笑)」
(父親・竜さん)
「どこまでかかるのか分からないけど、まあそこそこいるんでしょう。まあ本人がやりたいと言えば頑張ってくれればいいかなと・・・」

こうした入学準備にかかるお金に街の声は・・・

小学生2人の母親
「ランドセルから筆箱、鉛筆バッグ。上履きとか入れたりするバッグ。細々だったら気にならないんですけど、そのときにバン!って(お金を)使っちゃう感じはありますね。高い」


未就学児2人の両親
「絶対に授業で使うようなものは、できたら無償というか・・・。全額負担じゃなくて、ちょっとだけ補助があればうれしいかなと思います」


未就学児2人の母親
「ランドセルが高くなってきているイメージがあるから、その分の貯金をしようと思ってます。家計は苦しくなりますよね。人数が多ければ多いほど」