週末、車で遠出をされる方、道すがらランチを楽しんでみるのはいかがでしょうか。先日、高速道路のサービスエリアなどで提供している、ご当地グルメの頂点を競う「みちメシ王座決定戦」が開催されました。

瀬戸内など37店舗によるコンテスト。果たして、どんなメニューがグランプリに選ばれたのでしょうか。
(大森保彦記者 リポート)「サービスエリアとパーキングエリアのご当地の特色を生かしたメニューを競う、『みちメシ王座決定戦』のチャンピオンが決まります」

「みちメシ王座決定戦」は、高速道路のサービスエリアやパーキングエリアで提供されているメニューから、グランプリなどを決定しようというもので、淡路・四国・瀬戸内地域の店舗から、全35のメニューが出品されました。

(西日本高速道路サービス・ホールディングス 吉松 理司 四国支社長)「定食、それから御膳。そういったものを今回「みちメシ」というふうに名付けまして、瀬戸内地域の魅力を発信できるようなメニューを使ったキャンペーンを行いたいと」
昨年末から2月にかけてメニューを注文した客が、専用サイトを通じて「美味しさ」「見た目」「満足感」の項目を審査。先月27日に、与島SAでグランプリに輝いたメニューなどが発表されました。
「準グランプリは、山陽自動車道吉備SA下りの「温羅御膳」でございます。おめでとうございます」

準グランプリに選ばれた、「温羅の御膳」です。岡山県産カキのあんかけなど、旬の海の幸を使いました。

(山陽自動車道 吉備SA 若本智恵 支配人)「非常にうれしく思っております。ぜひ海のおいしさを、お客様にも味わっていただきたい」

初の「みちメシ王座」に輝いたのは、鯛の刺身を特製ダレに漬けてご飯にのせて食べる愛媛県・来島海峡SAの「宇和島風鯛めし」でした。
(瀬戸内しまなみリーディング 宮本敬治 社長)「正直すごくうれしいです。これはおいしいな、おいしそうだなあ、と思って食べられて、食べられた後に、やっぱりおいしかったと...これがすごくね、非常にうれしかったですね」

目的地に着く途中、ふと立ち寄ったSAのメニューが気になったことは、誰しも一度はあるはず。道草ならぬ「みちメシ」を、ぜひ一度ご賞味ください。