サウナで「ととのう」ことについて“胡散臭い”と話すのは、TBSの井上貴博アナウンサー。その疑問に対して「サウナ教授」こと加藤容崇が、その原理から説明します!これからサウナに行き始めたい方、「ととのった」ことはあるけれどイマイチよく分からないことがある方。初心者の方も、“サウナー”の方も、必見です!気になった方は、ぜひ配信もご覧ください!

■熱狂サウナブーム そもそも「ととのう」ってなに?

井上貴博アナウンサー:
サウナの「ととのう」というのは、どういうものなのか、教えてください。

日本サウナ学会代表理事 「ととのう」を科学する100plus代表 加藤容崇さん:
サウナ独特の“気持ちいい感覚”のことです。もう少し細かく言うと、「深くリラックスしていますが頭ははっきりしている」感じですね。普通は、リラックスしたらちょっと眠たくなったり、ぼーっとした感じになると思います。サウナはそうではなくて、むしろ頭がはっきりした状態で、体がリラックスする、という少し変わった感じになります。

井上アナ:
僕の周りでもサウナ好きの人間が増えてきて。「ととのう」という言葉がすごく抽象的で、みんな感じ方が違うんだと話しますね。

加藤さん:
感じ方は人それぞれの経験によるもので、実は「生物化学的な現象」はほぼ一緒です。なので、今回はデータを測っているので、丸裸にしながら、「ととのって」いただこうと思っています。

【ととのいリアルタイム解析システム】
自立神経を計測して、アルゴリズムを組んで「ととのって」いるかどうかをリアルタイムで判定するシステム
心拍数、「ととのいバランス」、「ととのい」の絶対値を示す「ととのいパワー」を示す

加藤さん:
基本的には「ととのった」状態というのは、心拍数が下がって、「ととのいパワー」が上がっているときです。

■サウナ前の動線チェック ポイントは「2分間」

井上アナ:
実際に、サウナに一緒に入りながらということですが、動線を教えていただいてもよろしいですか?

加藤さん:
大事ですね。「サウナ→水風呂→外気浴」を3セットくらいしますが、水風呂から出て直後の2分間が「ととのう」時間です。動線が悪いとその貴重な2分が短くなってしまいます。めちゃくちゃ動線が大事ですね。

井上アナ:
ゴールデンタイムは2分なんですね。

加藤さん:
今回の現場のサウナは、サウナ入って、大体4歩くらいで水風呂。そこから1歩で休憩でき、合計5歩で完結するので動線は完璧ですね。

■サウナに入る上での注意点は?

加藤さん:
もちろん体調が万全な時に入ることと、入りすぎに注意するということ。入りすぎてしまうと、逆に自律神経の状態が下がってしまい、失神する状態になってしまいます。あとは水分補給を事前にしっかりしておくことが大事ですね。

井上アナ:
どんな体勢がいいとかありますか?

加藤さん:
サウナ室は足と頭とで、約10~15度くらい温度差があります。足は温まりづらいので、なるべく足と頭の高低差がない入り方がいいと思います。
例えば、少しリクライニングするか、あるいはあぐらをかくか、体育座りをする、横すわりをする、と少し高低差をなくす工夫が大事だと思います。