1月17日には…早速スケートを楽しむ児童たちの姿が!


1周220メートルの見事なスケートリンクが、小学校に誕生しました。

大正小学校の髙山亮司校長先生は「寝る間を惜しんで献身的なリンク造成をしていただきまして、大変感謝しているところです。普段子供たちの成長の様子をはっきりと見ることはできませんが、このリンクに関しては日に日に上手になる様子が見えて、非常に幸せを感じます」と話します。

小さい頃からスケートに慣れ親しんでいる児童たち、自由自在にリンクを滑ります。
もしかしたら、未来のオリンピック選手が登場するかもしれません。


今年で卒業する6年生たちは「夜も疲れている中で作ってくれている」「すごくきれいで滑りやすいです」「今までの中で、一番いいような気がする」などと話していました。

調査結果は「校庭のスケートリンクは、PTAの人たちが子どもたちへの愛情を込めて、1か月かけてつくる」でした。

校庭に作られるスケートリンクのことを地元では「陸(おか)リンク」とも呼んでいますが、今シーズンは、こんな日程でつくられました。


・鎮圧   12月3日~20日(期間内の土日に複数回)
・雪ふみ  12月21日~26日(雪が積もった日)
・水撒き  12月27日~1月4日 (1日20~40トン水を撒く)

帯広市内の小学校26校のうち、PTA手づくりのスケートリンクは5校。
一方、業者に任せているのは21校で、実は、外部に任せている学校の方が多いんです。


長野オリンピック・金メダリスト、帯広出身の清水宏保さんは、陸(おか)リンクの重要性について「子どもたちが、温度や風の影響を受けやすい屋外の『陸リンク』ですべることは、将来、世界と戦える選手に育つ可能性がある。オリンピック選手の養成には必要」と話していました。