子どもたちの笑顔を、地道な作業が支えていました。

視聴者からの疑問や悩みを調査するHBC報道部の「もんすけ調査隊」。

今回の依頼人は、静岡県在住。
「進学した息子が道東に住んでいて、小学校でスケートリンクを作ったと聞きました。どんなふうに作っているのか気になります。調べてください」

校庭がスケートリンクに。
冬の北海道の風物詩の一つです。

特に道東はスケート王国とも言われ、数多くのスケート選手が、オリンピックでも活躍しています。

しかし、最近は、少子化やリンクの作り手の減少で、校庭にスケートリンクを作る学校も減っているそう。

依頼人は「息子はボランティアで行っていたみたいなんですけど、枠を作る手伝いをしてきたと聞いて、どんなものなんだろうと思った」と話します。

雪や寒さには、あまり縁のない地域で育ったという依頼人。

そもそも校庭のスケートリンクは、どんな方法で作るのか?
水をまくだけでできるのか?

謎を解明するため、調査員は、毎年スケートリンクを作るという帯広の大正小学校に向かいました。


雪が積もる直前の12月3日、あたりがまだ暗い、午前6時前…

校庭には、似つかわしくない重機が、グラウンドを走り回っています。