■「声をかけることにためらいもあった」…親として気づいたこと
(後藤貴子さん)「女の子が名前を言えなくて警察官が『洋服のタグを』と見たけど、名前の明記がなくて。タグを見て名前だけでもわかれば状況変わってくると思うので、自分もタグに名前を明記しようと思った」

見知らぬ子どもに声をかけることにためらいもありましたが、勇気を出して声をかけたという2人。その勇気で、息子と同じ4歳の子どもを助けることができました。
(後藤貴子さん)「誘拐とかいたずら目的の声掛けも多いし、自分もそういう風に思われるんじゃないかなと思ったけど、声掛けてよかった。これからも勇気を出して1人でいるような子がいたら声掛けをしようと思う」
勇気を出して見知らぬ子どもに声をかけ、保護した後藤さん夫妻。事件や事故に巻き込まれるのを防ぎました。その勇気と判断を称えて、さつま警察署の福元俊一署長から感謝状が贈られました。