長野市の学校で、子どもたちが体育の授業の一環として「ヨガ」に取り組んでいます。
体力、だけでなく精神面の健康にも役立っているようです。

長野市の飯綱高原にあるグリーン・ヒルズ小中学校が、今年度から体育の授業に取り入れている「キッズヨガ」。
キッズヨガは、様々なポーズをするほかにも集団遊びによって社会性を育み、瞑想や呼吸法を通して集中力や精神面の成長につなげるスポーツです。


小学5・6年生が講師に教わりながら、背中を丸めたり反ったりするネコのポーズ。
2人1組でトカゲが休んでいる様子を表した「岩の上のトカゲポーズ」などをして、楽しそうに授業に取り組んでいました。
「ヨガは好き(冬で)あまり外に出られなくて運動ができていなかったりしたけどヨガをしてからすごく体がほぐされて気持ちよくなってきた」
「すごく体を休められる感じだった」
「自分と会話をしながら体を動かしていくのが新しいと思った、眠かったりちょっと元気がなかったりする日もヨガをするとスッキリして元気になる」

(市川博美校長)「最初からピタっとハマる子もいれば自分自身を振り返ること自体が苦手という子もいる、でも徐々に気持ちいいな、自分を振り返るのも何となくわかってきたということで子どもたちの変化をちょっとずつ感じている」
学校では小・中学校すべての学年でヨガを行っていて、新年度も続けていくとしています。