鳥取県倉吉市の成徳小と灘手小を統合してできる新しい小学校の名前が、「成徳小学校」と決まったことに対し、13日、灘手小の保護者が明倫小も統合した後の
新しい学校名の検討を早く始めるよう、広田市長に要望しました。
要望したのは統合する小学校のひとつ、灘手小の保護者で、「学校名が成徳小と決まったことは受け入れる」としながらも、
・明倫小も加えた次の統合後の新しい学校名の検討を早急に始めること
・市長や市議会との意見交換の場を設けること
・一体感を生むため体操服を全児童に配布すること
など、5項目を要望しました。
「打吹至誠小」という統合準備委員会の案を審議した先月の市議会では、議員からの修正動議が可決されて原案が覆され、学校名は急転直下、「成徳小」と決まりました。
その後の説明会で広田市長は、「成徳は暫定で明倫との次の統合までに学校名を決め直す」と、発言していました。
灘手小保護者会 松井理恵子代表
「納得はいかないですけど、進んでいかないといけないので、いつまで仮の名前の学校に通わせるんだろうという不安が一番強いので。」
倉吉市 広田一恭市長
「子供さんも色々不安に思っておられるといういことでしたので、この度そういう不安を与えたことに関しては非常に申し訳なかったなと、申し上げた通りで、陳謝したいと思います。」
明倫小との統合の時期がはっきりしないため、市長は新校名の検討については
明言しませんでしたが、「意見交換会などできることは、すぐにも実施したい」と
答えていました。