ラストイヤー限定商品は、土産用の菓子を販売する島根県松江市の会社でも開発中です。

しまね寶楽庵 江角功次郎 係長
「おろち号が廃止になるということで是非皆さんに買って頂いて、それで記念にその箱を取っておいて頂きたいですね。」
長さ72センチ、直径2.5センチの超ロングなバウムクーヘンは、奥出雲おろち号のイラストを描いた細長い紙箱に入れて販売します。
しまね寶楽庵 江角功次郎 係長
「マークの位置とか車体の色とか、そういう所もいろいろと(JRに)ご指導頂きまして、それで出来上がったような形になっております。」
「奥出雲おろち号ロングバウムクーヘン(1188円・税込)」は、道の駅奥出雲おろちループのグッズと共に、おろち号の運転に合わせて4月1日に発売され、11月下旬のラストランと共に終了します。

おろち号の後、再来年度からは山陰線で走っている「あめつち」が木次線に乗り入れることになっています。
ラストイヤーからファーストイヤーへとスムーズに移行できるか、これから1年間かけて取り組む大きな宿題です。