島根県松江市美保関町に伝わる民謡「関乃五本松節」の全国大会が13日開かれ、保存会の会員らが自慢の技を披露しました。
♪「ハアー、関乃五本松〜」
松江市の美保関公民館で開かれた「正調関乃五本松節全国優勝大会」には5つの支部からおよそ80人が参加し、階級別に唄や踊りなど4部門を競う個人戦と団体戦が行われました。
♪「一本切りゃ四本〜」
「関乃五本松節」は江戸時代、美保関の港に入る船が目印としていた5本の松のうち1本が眺望の妨げになるとして切られてしまい、地元の人々がやり場のない気持ちを唄ったのが始まりとされています。
高齢化などで年々会員数が減少する中、今年の最年少は12歳・中学1年生の高橋芽依さん。母・美保さんと親子で参加しました。
大会の模様はBSSラジオで10月26日日曜日、午前10時から放送します。