キャンプといえば夏のイメージがありますが、最近は『冬キャンプ』が人気です。
寒い季節だからこそ楽しめる“冬キャンプの魅力”を取材しました。
寒い中 人気高まる“冬キャンプ”
さまざまなテントが広がる広大な雪原…。
アウトドア総合メーカーの『スノーピーク』が手掛ける新潟県三条市のキャンプ場『Snow Peak HEADQUARTERS Campfield』です。

【スノーピーク アドバイザリースタッフ 三井健也さん】「冬キャンプ、毎年毎年、すごい人気になっている」

新型コロナウイルスの影響もあり、人気が高まったキャンプ。最近は夏だけではなく、冬に楽しむキャンプも人気だそうです。
取材に訪れた日も午前9時にはチェックインを待つ人の列が出来ていました。

【新潟市東区から】「Q夏と冬、どっち派ですか?私は冬が好きですね。澄んだ空気と虫が出ないところ(が好き)」

【新潟市秋葉区から】「やっぱり星空を1回見てしまうと、病みつきになっちゃいますよね」

このキャンプ場がオープンしたのは12年前。当初、冬にキャンプをする人は週末でも1、2組ほどでした。

しかし、ここ数年、準備しているサイトが全て埋まることもあるそうです。
設営にもコツが… 冬キャンプならではの工夫も
チェックインも済みそれぞれがテントの設営。
新潟市東区から訪れたというこちらの夫婦は全国どこでも足を運ぶほどのキャンプ好きだそうで、テントの組み立ても慣れたものです。

しかし冬は夏のキャンプと違って、テントを組み立てるのにもひと工夫が必要なんだそうです。
【新潟市東区から】「テントを留める“ペグ”が1本だと、するんと抜けてしまうんですけど、2本をクロスにしておくと抜けにくくなる」

この日、キャンプ場には50センチほどの雪が積もっていました。
テントを地面に固定する「ペグ」と呼ばれる金具の打ち方を工夫したり、一般的なものよりも“長い”金具を使ったりすることで、雪の上でもテントをしっかりと固定することができます。

【三条市から】「場所に応じて使っています。2本打ったりとか、ペグをそのまま雪に埋めて飛ばないようにしたりとか」

着々とテントが完成する中で、苦戦する家族に出会いました。