偽物の成分を分析『本来入っているべきではないものが含まれている可能性』

そこで取材班は、この商品を専門家に分析してもらうことにした。3つの商品のうち1つ目を検査すると…。
(日本分析化学専門学校 宮道隆教務部長)
「下の青い方が正規品になります。上の赤い方が先ほど測ったサンプルになります」
線が谷のようになっている箇所がパウダーに含まれている成分を示している。正規品では反応を示さなかった成分がフリマサイトで購入したパウダーには含まれていた。
(日本分析化学専門学校 宮道隆教務部長)
「本来であれば入っているべきではないようなものが含まれている可能性もあるのかなと危惧いたします」
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他の2つも調べた結果、3つの商品の成分を表す線を重ねてみると、なんとぴったり一致した。
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(日本分析化学専門学校 宮道隆教務部長)
「どのサンプルも似たような波の形をしているなというふうに感じていただけると思います。これだけ一致するとは正直思ってもいなかったのでちょっとびっくりした。出どころが一緒というか、成分としては同じ成分で出来たものだったということが言えると思います」
3つとも偽物。だが成分は同じだった。では、なぜ別々の出品者が同じ偽物を販売しているのか。














