プロ野球 ロッテの佐々木朗希(21)が31日に春季キャンプを翌日に控え、石垣島で初めてとなる自主練習を行った。3月開催のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の侍ジャパンに選出されている佐々木は国際球で100球以上を投げ込み、着々と準備を進めている。

30日に沖縄・石垣島に入り、チームに合流した佐々木はこの日、ミーティング後、まずは室内練習場でストレッチを行った。その後、屋外に移動しスタッフを相手にキャッチボール。日本のボールより滑るとされるWBCで使用される国際球を使い徐々に距離を伸ばしていき最大約60mでの遠投となった。最後はマウンドからホームベースまでの距離となる約18.44mで強めの投球を行い合計100球以上を投げ込んだ。2月17日から始まる侍ジャパンの合宿に向けて自身の調整方法で着々と準備を進めた。  

また、ロッテはチームスローガン『今日をチャンスに変える。』を発表。昨季、5位に低迷したロッテ、吉井理人新監督(57)は「このスローガンには人それぞれの捉え方、いろいろな意味があると考えています。チャンスという言葉にもいろいろな意味があり、必ずしも好機だけがチャンスの意味ではありません。選手たちそれぞれが、それぞれの立場で、このスローガンの意味を解釈して取り組んで欲しいと思っています」とした。スローガンの趣旨について質問すると投手代表で佐々木が「いろいろな機会をチャンスにできるようにしたい」と自己流の解釈を発表した。

【ロッテ1軍キャンプ】
石垣市中央運動公園野球場(沖縄)
2月1日~2月26日
休養日 6日、13日、18日、23日