鳥取県は30日開いた大雪対策本部で、県内で残る孤立集落の解消にめどがたったと明らかにしました。

鳥取県 平井伸治知事
「今日こうして解消に向けためどが立ってきたという状況になりました。」

30日の大雪対策本部でめどがたったと知事が述べたのは孤立集落のこと、道路に樹木や電柱が倒れかかるなどして28日朝から県内6か所で発生した孤立集落は、倒木の撤去や除雪の復旧作業によって順次解消し、午後3時現在、智頭町板井原と八頭町茂谷の2か所、2世帯のみとなりました。

その後、八頭町茂谷では30日夕方に孤立が解消され、智頭町板井原でも30日から31日のうちに解消する見込みとなっています。

また江府町柿原の27世帯では、29日深夜から簡易水道の断水が続いていて、公民館に給水車を出して対応しています。

このほか人的被害として、鳥取市の70代の女性が28日、除雪作業中に転倒し腰にけがをしていたこともわかりました。