大阪の“夜の街”に現れる多くの客引き。店のジャンルは多種多様だが、警察が取り締まることができる業態とできない業態がある。例えばガールズバーは、悪質な客引きに対する苦情が多いということだが、「条例の対象に入っていない」ため警察の取り締まりができない状況だった。しかし、規制が強化されることになり、ガールズバーやメイドバーなど多くの業態が新たに取り締まりの対象となった。まん延防止等重点措置が終わり、にぎわいが徐々に戻ってきた夜の街の実態を取材した。

大阪府警が規制強化を発表…ガールズバーなどの客引きを全面禁止へ


4月21日、大阪府警は「客引き」の規制強化を発表した。迷惑防止条例の改正だ。


 これまではキャバクラやラウンジなどが対象だったが、7月からガールズバーやメイドバーなどにも拡大し、客引きは全面禁止。夜間はメンズエステや韓国エステも客引き禁止となる。