1994年広島大会以来32年ぶりに日本で開催され、4日に閉幕したアジア大会愛知・名古屋(9月19日~10月4日)。今大会から正式なメダル種目として実施されたeスポーツの日本代表23人が5日、都内で報告会を行った。

「ぷよぷよeスポーツ」に出場し、大会史上最年少の11歳3か月で金メダルを獲得した栗原悠輝(東京ヴェルディeスポーツ)は一番励みになった言葉として「やっぱお母さんが言ってくれた『おめでとう』ですかね」と金メダルの喜びを語った。

決勝で韓国のカン・ドンシン(24)に1点を先取されるも、15連鎖などで1ー1にし、その後1点を奪われるも11連鎖、13連鎖とリードした栗原が10ー2で勝利した。「正直結構(勝てる)自信はありました」と話した栗原。それでも優勝が決まった瞬間は、「嬉しかったし、すぐやっぱ実感が湧きました。もう取った瞬間に『優勝したー!』ってなりました」と振り返った。

栗原は友達から「『おめでとうー』とか『すごーい』とかそんな感じで(言われた)」と学校でメダル獲得の報告をした時のことを話した。今後の目標を問われると「まずぷよぷよでの目標は、自分がもうちょっと強くなれると思うんでもっと上を目指して頑張りたいな」と貪欲に語った他、「ぷよぷよ以外だと普段通り生活したいなと思います」と笑いを誘った。

物怖じしない11歳は、“強い人と対戦するのは楽しい”と話し「(eスポーツが広まったら)世界にもっと強い選手が出てくるだろうし、eスポーツをやる人が増えたらいいなって思います」と話した。さらにこれから始める人たちに向けて、「自分が今(ぷよぷよを)始めて5年なんですけど、逆に言えば自分が5年でアジア大会で優勝できたから、結構誰でもいっぱいやれば、全然強くなれるゲームではあると思うんで、ぜひいっぱい練習して強くなってもらいたいなと思います」とメッセージを送った。

最後に将来の夢について話し「電車の運転手とか、塾の算数の先生とかになってみたい」と話した。