さて、4年前の県議選で選挙戦になったそれぞれの選挙区での投票率ですが、野々市市選挙区は最も低い36.92%でした。

金沢市に近く、子育てがしやすいなど環境の良さを理由に若い世代が比較的多い野々市市ですが、選挙自体の関心はあっても今の県議選に対する認知度はいまひとつのようです。
野々市市民
「(候補者について)そこまでちょっとまだわからない。(県議選が)あるのは知ってるだけで」
「投票は一応毎回行っている。(今回も)行くと思うが情報とかは知らない。最近だったら子育て支援のことばっかり重視してしまう」
「今年で二十歳。男の人が多いイメージ、ポスターで女の人がいたら目に入る」

若い子育て世代の方にとっては、候補者の知名度というのはそんなに高くないようです。
一方では、こうした若い世代や無党派層と呼ばれるような人にどう関心を持ってもらえるか、候補者にとっては大事になってくるのかもしれません。
3人とも組織力では充実しているので、4月の投票日までさらに票を上積みできるような訴えをどこまでできるかが、特に野々市市選挙区では重要になってきそうです。