25km通過時点ではR・チェリモ(バーレーン)が先頭に立ち、27キロ付近では再び矢田が先頭に浮上。先頭争いは大きな差がつかないまま、互いに前後を入れ替えながら終盤へと進んだ。35km通過後、S.ハブテ(バーレーン)、次仁措姆(中国)と矢田の3人でトップ争いに。37kmでハブテのペースが上がり、矢田との差が開くも粘り強く懸命に追走。残り3kmを切っても表彰台圏内を守り、最後まで前を追った。
しかし、懸命の走りも及ばず、金メダル争いには届かなかった。それでも女子日本勢2大会ぶりの表彰台となる銅メダルを獲得。フィニッシュまで堂々の走りで存在感を示した。佐藤も終盤追い上げる力走で矢田に続く4位。日本勢が揃って上位に食い込んだ。
レース後、矢田は「金メダルを目指していたので、ちょっと悔しさと準備不足がレースに出てしまったかなと思います」と振り返った。一方で「積極的に自分らしく後先考えずに走れたので、レース展開的には悔いのないレースができたかなと思います」と充実感も口にした。悔しさを胸に刻みながらも、自分らしい攻めの走りを貫いたニューヒロイン。「オリンピックの第一歩と思って挑めました」と最後に先を見据えた決意を語った。

















