野党第一党なのに支持率1.0%…中道の解散が“恩恵”に
支持率上昇のもう一つの要因としては、野党側の「敵失」だ。衆院野党第一党・中道改革連合は党支持率は結党当初の8.5%から1.0%にまで急落。室井デスクは「野党第一党としては致命的な数字」と述べ、非自民の受け皿が事実上崩壊している現状が高市内閣に恩恵をもたらしたと分析する。

そんな中道改革連合は9日には分裂が正式に決定。「分党」ではなく「分派」という方式を選択した。
理由は大きく二つあるという。一つはお金の問題だ。今年の政党交付金23.4億円のうち、すでに11.7億円が交付済みで、残る11.7億円は存続政党に全額交付される仕組みになっている。そこで、衆院選で多額の債務を抱えた中道改革連合にとって、1人を残して党を存続させることで残りの交付金を確保し、多額の債務返済に充てる必要があった。
もう一つは時間的な問題だ。分党では新党をそれぞれ立ち上げ、地方組織の解散など多くのプロセスが必要となり、来月からの臨時国会や春の統一地方選に間に合わない。立憲出身議員は新党を結成し、公明出身議員は公明党に復党。ただし20人が全員まとまって新党に移行するかどうかはまだ不透明で、国民民主党との連携や無所属を選択する議員がいるかもしれない。クラウドファンディングで集めた1億円以上の資金の扱いについても、まだ決着していない。














