年齢を重ね、環境が変化していく中で、仕事への向き合い方や作品の選び方にはどのような変化が訪れるのでしょうか。俳優の蒼井優さんは、子育てを経たことで自身の仕事に対する姿勢や「演技」という表現への捉え方に大きな変化があったと語ります。出演ドラマ『Tシャツが乾くまで』の撮影裏話や夫である山里亮太さんとの夫婦関係、日常生活で刺激を受けている体験についてお話を伺いました。

あえて「大変そうなこと」に挑む

結婚や出産といったライフステージの変化を経て、仕事選びの基準に変化があったという蒼井優さん。以前は失敗を恐れ、自分の経験値で対応できる範囲の仕事を選ぶこともあったと明かします。

しかし、子育てを経験したことで心境に大きな変化が生まれ、これまでとは異なる基準で仕事に向き合えるようになったといいます。

「子育てを経て強くなって、失敗しても、『私の人生、娘を守れれば大丈夫だから』と思えるようになってから、逆に今まで選べなかった仕事に挑戦する勇気が出てきました」

現在の作品選びで意識しているのは「大変そうなこと」をあえてやること。スケジュールや撮影の面でハードだと分かっていても、感情を揺さぶる作品や役柄へ積極的に挑戦しています。