なぜ早くに流行?

インフルエンザA型の中でも、「サブクレードK」という株が世界的に流行しています。
この「サブクレードK」は、感染力が高く広がりが早いとされています。

伊藤博道院長:
通常インフルエンザは、流行り始めてから1か月くらいかけて徐々に増えていくことが多く、大体それは1月頃です。
しかし、2025年に「サブクレードK」が出てきたときには、9月の後半から10月にかけて、週というよりも日の単位で、どんどん増えていきました。
それと同じ型で、まだ多くの方が免疫を持っていないと考えると、今年は去年よりも早く始まって、短期間で広がるという感じがします。

また、夏に流行が始まった理由としては、
◆インバウンドの増加で、南半球などインフルエンザが流行っている地域から日本に来る人が増えたこと
◆猛暑による免疫力の低下や、不十分な換気
なども考えられるそうです。

伊藤博道院長:
一般的に、インフルエンザは冬に乾燥した空気の中で広がって、1回流行するのが定説でしたが、最近変わってきています。
亜熱帯の地域だと、元々夏と冬に2回流行のピークがある国もあるんですよね。
日本もだんだん温暖化して亜熱帯みたいな気候になってきて、そういう形に近づいているという見方もあります。