インフルエンザが全国で流行入りし、過去2番目の早さとなっています。
なぜ今、感染が広がっているのでしょうか?
いとう王子神谷内科外科クリニックの伊藤博道院長に聞きました。

流行入りの目安「1」がポイント

インフルエンザが流行入りし、9月1日〜8日には小中学校など全国でのべ617クラスが学級閉鎖となりました。

定点医療機関あたりの患者数が「1」を超えると「流行入りの目安」とされます。
厚労省の発表によると、8月17日~8月23日の時点で全国で「1.11」。
直近一週間(8月24日~30日)では「1.76」と0.65増加しています。
インフルエンザの流行入りは、感染症法が施行された1999年以降、2番目の早さとなっています。

伊藤院長によると、定点医療機関あたり「1」という数字はこの後1か月以内に本格的な流行期に入る可能性があるという目安です。

恵俊彰:
1医療機関にまだ1人なのに、流行なのかなと思ってしまいますけど…

いとう王子神谷内科外科クリニック 伊藤博道院長:
定点医療機関で「1」という時には、実際我々のクリニックですと、1週間で2~30人ぐらい出ているんですよね。
多い医療機関ではそのぐらい出ていますし、倍々で感染が広がってくるとすれば、「1」を超えた時には感染対策を始めたり、我々医療従事者も薬や検査キットなどの準備をしたりする目安になります。
また患者さんに検査の必要性を説く時にも、そういった目安は非常に重要だと感じています。