青学駅伝選手がブーム後押し!「ブロッコリースーパースプラウト」

都内のスーパーで、客が次々と手に取っていたのは「ブロッコリースーパースプラウト」。ブロッコリーの新芽であるこの健康野菜は、体内の抗酸化力を高めるスルフォラファンを多く含み、20年以上前から販売されている商品です。しかし、今年6月と7月は昨年の倍近く売れるという異例の事態に。

きっかけは、6月に放送されたテレビ番組の検証企画でした。食事と一緒に摂取して痩せるかどうかを調査した内容が大きな反響を呼び、放送翌日から各地で完売が相次ぎました。

さらに、青山学院大学陸上競技部の駅伝選手たちが食べていることも人気を後押し。寮専属のスポーツ栄養士と共同で開発したレシピが話題になりました。

このブームを受け、生産工場は6月からフル稼働状態。水と光のみで育てる水耕栽培で、栽培から収穫まですべてコンピューターで管理し、わずか3日で収穫できるといいます。1日の生産能力は10万パック分にのぼり、7月の全社売上は15億円を記録しました。

最近では、アンチエイジングへの期待が注目される新成分「超硫黄分子」が豊富に含まれていることも分かり、ブームをさらに後押ししています。

2026年の夏を彩った売り切れ商品。その背景には、これまでにない斬新な発想、SNSによる口コミの力、そして健康志向の高まりなど、現代の消費トレンドを映し出すさまざまな要因がありました。一つのきっかけが大きなうねりを生み出す現象は、今後も様々な分野で注目を集めそうです。