十両でかかとを骨折 若さが幸いしたかカムバックし新入幕
十両に上がりこれから、というときに舛田山に大きなアクシデントが起きる。十両4場所目の1975年(昭和50年)名古屋場所の取組で右のかかとを骨折する。
舛田茂さん(元関脇・舛田山)「かかとが割れて。救急車に乗って病院行くときに、「ああよかったな、十両上がって。これでやっとみんなに言い訳もたつし。やめてもこれでいいや」と思って。そうやって救急車に乗ったの覚えてますよ。僕はアキレス腱を切ったと思ってたから、運動選手の生命終わりだと思ってたからね。順調だったね。若いからだったかもわかんない。やっぱり30過ぎてからのけがと、20代の前半のときの怪我とはまるっきり治りが違いますよね。」
その後、一度幕下には落ちたが見事カムバックすると、1976年(昭和51年)の九州場所で新入幕を果たす。
「腰が低い、非力。あるのは馬力」と自分の短所と長所を振り返る舛田さん。大相撲の世界では、突き、押しに加えはたきなど「引き技」を得意とすることになる。














