■天候は「登る前」に確認する
天候の急変など、自然のリスクにどう備えるべきでしょうか。實川さんは次のように語ります。
<實川欣伸さん(83)>
「確かに最近の天候は急変します。ただ、慎重に向き合うならば、富士山であれ、登り慣れた山であれ、登るごとに一応天候を確認します。『この先、天候が変わらないか』『良く変わるか、悪く変わるか』を確認してから登るわけです。しかし、皆さんそこまで注意して登っていないと思うんですよね。そこに一番の問題があります。今ならスマートフォンなどの文明の利器を活用して登れば、100%とは言えないまでも、9割方は天候や滑落による事故を防げると思う」
静岡県警も、天候や体調などに少しでも不安を感じた場合には「勇気ある下山」「登山自体の中止」を呼びかけています。
登山計画書を作成し、所要時間や危険箇所を事前に把握することが遭難防止の重要なポイントとなります。
また、可能な限りスマートフォンと予備のモバイルバッテリーを携帯し、登山用GPSアプリを活用することを推奨しています。














