「カネ目的じゃない」文献調査の先頭切った町

人口2400人あまりの北海道寿都町。風が強い町として知られ、風力発電機が立ち並ぶ。かつてはニシン漁で栄えた。

2020年に全国で初めて文献調査を受け入れた自治体でもある。片岡春雄町長は当時をこう振り返る。

寿都町 片岡春雄 町長
「6年前に一石を投じましょうということで、うちの町も騒ぎになりましたけどもね。カネ目的だカネ目的だって報道されましたけど、カネ目的じゃないんですよ」

寿都町は交付金20億円の一部を周辺自治体に配分しようとしたが、核のごみ受け入れに反対する3つの町と村が受け取りを拒否。岩内町だけが1億5000万円を受け取った。岩内町は、オートキャンプ場の改修などに活用している。

寿都町 片岡春雄 町長
「近所、隣もいらないっていうから。だからうちは18億5000万円を町の基金に積んで、その中から使える範囲の中で使わせてもらった」

――寿都町とすると、この20億円というのはありがたいお金ではあったと?

寿都町 片岡春雄 町長

「ありがたいですよ、ないよりは」

寿都町は交付金を、公園の整備や看護師用の住宅、保育園の人件費などに充てていて、2027年度には使い切る見込みだという。

しかし、交付金などをめぐっては、心無いバッシングが相次いだ。