今年は3年ぶりに、全国的に「外出自粛を求めない」ゴールデンウィークとなります。一昨年は全国を対象に、去年も東京・大阪などを対象に、緊急事態宣言など自粛を求める状況になっていました。先日、山際新型コロナ対策担当大臣も「ゴールデンウィークも普通に通常のゴールデンウィークとして皆様方にお過ごしいただければいいのではないか」として、自粛は求めないとしています。
こうした中、3年ぶりに秋田・大曲の花火大会が開催されます。博多どんたくのパレードも開催されます。その他、再開されるハワイツアーなど、3年ぶりのゴールデンウィークのあれこれを紹介します。
■3年ぶりに“制限がない”ゴールデンウィーク
熊崎風斗キャスター:
みなさん、ゴールデンウィークご予定はあるでしょうか?
山際コロナ対策担当大臣は「ゴールデンウィークも普通に通常のゴールデンウィークとして皆様方にはお過ごしいただければいいのではないか」という話をしていました。
今年のゴールデンウィーク行動制限はありません。
一昨年2020年は、全国的に緊急事態宣言が出されている最中でした。
去年2021年は、東京や大阪などに緊急事態宣言が出ていて、まん延防止等重点措置なども含めるとかなり多くのエリアに出ていたという時期でした。
日本トレンドリサーチの「今年のゴールデンウィーク外出しますか?」というアンケートに対して“外出する予定”と答えた方は42.1%でした。“外出しない”方が57.9%と多いですが、去年同じアンケート取った時(27.7%)と比べると、外出したいという人は、かなり増えているというデータになっています。

井上キャスター:
旅行したい人ができるは社会は良いと思いますが・・・
歴史・時代小説家 今村翔吾さん:
良いと思いますね。やっぱり、ゴールデンウィークはこうじゃなくっちゃ感はあるんですけどね。自分ができるかどうかは別として、子どもさんたちとか、もう本当に久々だと思うので、ゴールデンウィークぐらいはちょっと羽伸ばさせてあげたいなと思いますよね。
井上キャスター:
海外は少し行きにくいかもしれないけれども「日本のアマルフィ」とか「日本のウユニ塩湖」とか、日本をもう一度見直すという。
歴史・時代小説家 今村翔吾さん:
だけど“日本の”とかつけなくてもいいところが日本国内いっぱいあると思うので、どこにでも結構あるんじゃないですか?今こそ国内旅行の良さを見つけて欲しいなって思います。
■“大曲の花火”も“博多どんたく”も
熊崎キャスター:
他にも、日本国内で去年、一昨年できなかったイベントが今年は再開するものがあります。
まず4月29日、30日に秋田県大仙市で開催される“大曲の花火”。
“大曲の花火”SPRING FESTAは実に3年ぶりということになります。29日は約5000発、30日は約8000発打ち上げられるということです。

大曲商工会議所担当者によると
「全国からお客さんを呼べるのは素直に嬉しい。例年に比べ迫力のある芸術的な花火を多数用意していています」
ということで開催の担当者も非常に気合が入った状況だということですね。
他にも、福岡市の””博多どんたく”です(5月3日・4日開催)。
例年200万人動員ということなんですが、こちらも実に3年ぶりに博多どんたくのパレードが再開されるということです。感染対策として、各日2時間短縮して、参加団体を半分程度にする、またオンライン配信での観覧を呼びかけているという状況です。

福岡市民の祭り振興会担当者によると「お祭りがないと、地域に笑顔・勇気・元気が出ない、安全に無事終えて、日常を取り戻すキッカケになれば」という思いを話してくれていました。
井上キャスター:
家からオンラインで楽しむことができるということですか?
熊崎キャスター:
そちらを推奨しているという開催者の方の声でした。