自分たちの力で家を建てるということ

2026年の大川浜びらきで事務局長を務め、「家建てっぞぉ~」プロジェクトの中心メンバーでもある水越直子さんに、これまでのことを振り返っていただきました。

建設中のログハウスと水越直子さん 提供:「家建てっぞぉ~」プロジェクト

水越直子さん「能登に初めて来たのは2年前にボランティアで入ったことがきっかけでした。その1年後に町野町に住むことになり活動するその中で感じたのは、能登の人達は自然を上手に取り入れながら生活しているなぁ、というのが第一印象でした。『いつも頭の片隅に住むところをどうしようか? という悩みがある』と聞いたのがきっかけだったのかもしれません。

もともと自力が強い能登の人達の少しでも力になれたらな、との思いもありましたが、住んでいて力をもらっているのは私の方でした。

浜びらきも、ログハウスにしても作業していると周りの人が一緒になって活動してくれます。先日も『この道具がないと作業が進まない』と困って数人に連絡をしました。すぐに現場に来てくれて持っていそうな方に連絡をとってもらい、どうにか借りる事ができました。

浜びらきの際も、来場者の駐車場をどうしようかなぁと困って相談をすると、翌日には『持ち主に連絡を取って了解もらったよ』と何人もの方に連絡を取ってくれていました。

町野町の人は、こちらが相談するとすぐに駆けつけてくれるので、いつも頼ってしまいます。疲れて帰って来ることが多いのですが、周りの人たちが、野菜や魚、おかずまで持ってきてくれて本当に助けられてばかりです。

この町は住んでいる人も土地も熱量がとても高く感じます。そこに魅力を感じているのかもしれないなぁと思います。5年後ログハウスは何軒建っているだろうな。変わらずゆったりとした空気が流れているかなぁと楽しみです」