「阿部寛さんの大ファン」あだ名はヒロシ「頑張りすぎるのがアレですが」
丹波篠山市は、周囲を山に囲まれた兵庫県中部の街だ。
良典さんはもともと神戸で外車ディーラーの整備士をしていた。大の車好きで、家業の農業を継ぐ気はなかったという。
きっかけは実家に帰省した時。
「両親が作ったご飯、鶏肉が抜群においしい」と気が付いたことだった。
実家は100年続く農家で、代々土地を開墾しながら米を育てていた。
2010年、車の仕事を辞めて農家を継いだ。こんなにうまい米と鶏をつくる仕事を終わらせてはいけない、という思いからだった。
約1.5万羽の「丹波赤どり」を平飼いで飼育。鶏糞で作った肥料を米作りに生かす循環農法で、肉は神戸や大阪に出荷され評判だった。
生き物が相手の仕事で休みはない。時には天候に悩まされた。しかし、先祖から伝わる知恵に自分なりの工夫を加えたものが、お客に喜んでもらえることに特別なやりがいを感じていた。
『皆さんの食に関われていることを、本当に心から誇りに思い、楽しんでいます。』(頑張りすぎるのがアレですが…) (農園のホームページより)














