幼稚園のときから、ずっと知っていた

満島さんがゲイであることに気づいたのは、幼稚園のとき。アニメの男性キャラクターにときめいたのが、「たぶん初恋だったと思う」と振り返ります。
大学進学で北海道に来るまで、誰にも打ち明けませんでした。「きちっと知ってもらえると思ってなかったから」。
カミングアウトのきっかけは、大学院在籍中、親への電話でした。休学中に女装バーでアルバイトしたいと告げたところ、「そんなことしてたらいい父親になれないよ」と言われたといいます。その言葉が、「今、言わないといつ言うタイミングが来るか分からない」という思いを引き出しました。
「幸いにも、親は受け入れてくれた」と言います。大学の講義に足を運び、性の多様性について学ぼうとしてくれたそうです。
「カミングアウトを受け入れてもらえない当事者のほうが多いんじゃないかなと思ってます。だから、ほんとに私の事例はすごく幸いな事例だった」
その経験が、今の活動の原点になっています。「自分が小さい頃に感じていたようなつらさに苦しむ当事者が減ればな、というふうに思いながら活動しております」













