政策の2点目は産業です。青森県は、農林水産業、また、観光業には力を入れてきました。これは大変素晴らしいことであります。一方で、青森県の皆さんは農業・観光業だけを行っているのではありません。たとえば、八戸では新産業都市として工業が盛んです。弘前市には国立大学弘前大学があり、医療関係の研究も大変進んでいます。青森県の起業創業の取り組みも大変力を入れていただいていますが、現在は、外郭団体である「21あおもり総合支援センター」が、その中心を担っていると承知しています。私たち青森市は、東青地域県民局に属します。この東青地区は、陸奥湾に寄港する北前船の歴史から商都として松前などとも交易で発展した街並みです。だから青森市は「あおもりスタートアップセンター」を設けて、商業にまた起業創業に力を入れることに取り組んできました。
同様に、中南地域県民局は、弘前大学があり、ここと連携することで医療であったりバイオであったり、そうした産業を育てていく芽が必ずあるはずです。そうした医療やバイオの専門家をお招きしてスタートアップセンターをつくる、そうした取り組み。
同様に三八地域県民局では、ものづくりが盛んで、八戸工業大学をはじめ理系の大変優秀な方々がいらっしゃいます。こうしたものづくりの専門家をお招きして、三八地区の新たなスタートアップセンターをつくる。
同様に西北地域県民局は、津軽平野で稲作の盛んな地域ではありますが、現在は洋上風力に大変な注目が集まっています。すでに秋田港・能代港では先行して洋上風力に関する産業化が進んでいる。こうした専門家を招いてのスタートアップセンターも考えられるでしょう。
同様に上北地域県民局は、三本木大地が有する豊かな畑作の地域ではありますが、一方で十和田の現代アート、三沢の国際交流など、大変特色のある取り組みがある地域でもあります。こうしたアートや国際交流の専門家をお招きして新たな産業を創生していく、そうした取り組みもできるのではないか。
そして、下北地域県民局は、皆さんご存じの「ジオパーク」として有名でありますし、最先端のエネルギー分野の専門家が集まっている地域でもあります。そうしたプロフェッショナルをお呼びしてセンター化していくことも考えたい。
このような青森県の地域ですので6地域県民局それぞれの個性を生かした形での産業の創生にも取り組みたいと考えています。
注目の記事
【講演全文・前編】3・11当時の気仙沼警察署長が「決断と後悔」語る【東日本大震災15年】

「検診の痛みは、治療の100分の1」私が子宮頸がんで失った、腎臓と、自由と、子どもとの時間 放送作家・たむらようこさん

「汗くらいで」と言わないで…日本人の10人に1人、大量の汗が止まらない多汗症の悩み【報道特集】

南極の氷が「最大42キロ」後退 失われた面積は「東京、神奈川、千葉、埼玉に匹敵」30年間の衛星データで判明 将来の海面上昇に警鐘

長髪の熊本県職員パパが「髪のドナー」になった日 きっかけは亡き義母を支えた“日常”

ホームから転落した妊婦… 救ったのは高校生 「ためらいなかった」 電車到着5分前の“救出劇” SNSを通じて奇跡の再会









