差し入れの飲料水で歯科治療

宇城市の歯科医院。近くに住む人から、ある“差し入れ”が届きました。
運び込まれたのは、歯の治療に欠かせない「水」です。
西山歯科医院 西山正之院長
「こんななか持ってきていただき、言葉がない」
県内では今も、3万6000戸で続く断水。こちらの歯科医院も水が止まったままですが、診療を続けています。
──歯医者さんにとって水は大事?

西山歯科医院 西山正之院長
「大事です。ものすごく大事」

「これが歯を削る機械。通常、水が通っている時は、ここの小さい穴から水が出て、(機械が)過熱するのを冷却する役割をしてる。必ず神経が生きてる歯は、水を出して削らないと、患者さんに負担をかける」
一時、休診したものの、電気が復旧したことなどから、3日に診療を再開しました。
患者
「こちらは被災しているから、だめかなと思ったら、化膿するから来たほうがいいと言われて来た」

断水していても、患者は待ってくれません。差し入れなどで入手した飲料水を注射器に入れて、治療を続けています。

西山歯科医院 西山正之院長
「患者さんが困っていると思い、とにかくやってみようということで、患者さんの笑顔が見られるのが一番。そこを目指して取り組んでいきたい」














