血液検査の数値を鵜呑みにしない!鍵を握る「経口負荷試験」
とはいえ、すでに湿疹が出ている赤ちゃんや、上のきょうだいにアレルギーがある場合、親が「早く食べさせるのが怖い」と感じるのは当然の心理です。

重症化への恐怖から一歩を踏み出せない時の対処法として、岡本医師は「食物経口負荷試験」の活用を勧めます。これは、医療機関で実際に原因となり得る食物を摂取し、医師の観察のもとで症状の有無を確認する「食べる検査」です。
負荷試験はアレルギー診療に精通した医師が行う必要があります。不安だからやってみたいと思う人もいるかもしれませんが、必要があるのかを含めて、ふだんから予防接種などで通っているかかりつけ医に不安を相談するのがよいとのことです。

また、岡本医師は離乳食開始前の「とりあえずの血液検査」についても注意を促します。
(岡本医師)「離乳食を始める前に、卵や牛乳などへの反応を血液検査で調べて、数値が高かったらアレルギーかもしれないと考えるのは間違いではありませんが、実際は血液検査の数値が悪くても、食べて症状が出ない人はたくさんいます」
そのうえで、「もちろん血液検査を受けてもいいが、その後本当にアレルギーかどうかを解釈するためにも食物経口負荷試験、食べる検査は必要になる」 と説明しました。
検査結果だけを見て自己判断で特定の食材を排除してしまうことは、かえってアレルギーの予防機会を逃すリスクにつながるからです。














